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集合住宅

 

全国初の耐震偽装マンションの耐震改修

全国初の耐震偽装マンションの耐震改修
 
2004年完成の鉄筋コンクリート造10階建、19戸、いわゆるヒューザー姉歯による耐震偽装マンション。耐震強度0.43と公表されたものを外付けプレキャストフレーム工法により1.10まで補強した。工期8ヶ月。一見したところ、補強した建物とは思えない。
半外付けフレームによる居ながら補強。 Before After
 
 
●外付けフレームの施工状況
プレキャストコンクリートは高強度の50Nを使用。梁には超高強度のPC鋼線を挿入し、ポストテンションを加えた。張間方向は1階壁を補強した。
外付けフレームの施工状況。
 
 
●新旧一体化の工夫
外側にアースドリル杭Φ1.500を9本打設し、基礎を新旧一体に設ける。その上に工場で製作した鉄筋コンクリートの柱、梁を組み上げ、既存側には後施工アンカーを多数打設し、コンクリートスラブで固定して、地震時に新旧が一体に揺れるように図った。
新旧一体化の工夫。
 
 
●ほとんど変わらない外観
外装タイルは以前と同一メーカー、品番を採用した。玄関まわりは耐震壁としてコンクリート打設し直し、庇及び石貼りは以前と同じものを用いた。
ほとんど変わらない外観。
 
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組合からの感謝状

住民の方々にとって、偽装発覚は入居直後だっただけに、そのご苦労は察するに余りある。設計打合せを重ねるに従って次第に信頼を得、完成時には全員に喜んでいただいた。管理組合からの感謝状は特に嬉しいものだった。
   
 

マンションA

所在地:横浜市鶴見区/工事種別:増築・耐震改修工事

竣工年・施工者:既存2005年株式会社ヒューザー、改修:2007年・株式会社紅梅組

主要用途:共同住宅分譲住宅19戸/構造・規模:鉄筋コンクリート造・10階建て

床面積:3,904.48m2/建築面積:443.84m2

 
 

非常に困難な条件を克服した増改築マンション。

非常に困難な条件を克服した増改築マンション。
 
縦の増築部と横の増築部を塔状の階段室でつなぎ街並みに変化をもたせた高齢者向賃貸住宅(横浜市住宅公社シニアリブイン)。
非常に困難な条件を克服した増改築マンション。 Before After
 
 
●バランスのよい外観
既存建物は新耐震以前の第二世代にあたる昭和48年の竣工で もともと耐震補強が必要な建物であった。縦の増築にあたり最大の課題は増築部の軽量化でありそれにより既存躯体の負担を軽減し、なおかつバランスの良い耐震補強をすることであった。また横増築部はEXP・Jにより既存と切り離し自立させている。
バランスのよい外観。
 
 
●軽くて丈夫で長持ちする建物とする
縦増築部の内壁は すべて軽鉄下地の乾式遮音耐火壁とし、床はユニットフロアーにより軽量化をはかっている。(写真左)既存部はRC補強壁や地中梁補強により剛性、靱性を増し、躯体露出部は浸透性防錆材(亜硝酸リチウム)塗布によりコンクリートの中性化を防止している。(写真右)
軽くて丈夫で長持ちする建物とする。。
   
 

タウンコート山手

所在地:横浜市中区麦田町/工事種別:増築・耐震改修工事

竣工年・施工者:既存1973年、増築2005年・株式会社松尾工務店

主要用途:共同住宅賃貸住宅30戸、既存オーナー住宅1戸(横浜市住宅公社管理受託型高齢者向優良賃貸住宅)

構造・規模:鉄筋コンクリート造・5階建て/床面積:2,068.97m2/建築面積:600.11m2

 
 

半外付けフレームによる居ながら補強。

半外付けフレームによる居ながら補強。
 
ウォールガーダーを生かし、亜鉛メッキした鋼管ブレースフレームを柱に取付けた。
半外付けフレームによる居ながら補強。 Before After
   
 

M工業独身寮

所在地:横浜市中区本牧/工事種別:耐震改修工事

竣工年・施工者:既存1973年、改修2006年

主要用途:独身寮

構造・規模:鉄筋コンクリート造・7階建て/床面積:3,600m2

 
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